11月 262013
 

お昼、6次センターが所有するレストラン「花屋」でオシャレな昼食を済ませて、近くある北斎館へ。
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葛飾北斎が老齢の一時期に小布施に滞在し、思う存分芸術活動をしていたようで、数々のお宝が展示されている「北斎館」。この施設を中心に、現在は栗菓子の有名老舗店3店の他お土産屋さんが並ぶ。
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もちろん、私も栗菓子を買いました。2013-11-26-3小布施栗は、室町時代から栽培され、江戸時代には将軍家に献上されていたため、当時は地元民でも小布施栗を手に入れられなかったそうです。
 小布施の街づくりは、全国的にも注目されており、たとえば「町並修景事業」は、街の建物を修復する際は、個人のものであっても歴史的景観にあった建物にするように誘導するなど、信金などと協力して町並みを整えています。
 また、「栗」にこだわり、遊歩道は栗の樹を使った木道を整備(「栗の小径」)するなど工夫していますね。2013-11-26-2また、民家であってもその庭を観光客に開放するなど官民挙げて観光の街づくりを進めています。
 人口が1万1千人でありながら小布施へ来る観光客は年間120万人といいますから、スゴイ事でありますね。
 北斎が何故小布施に居たのか?時の豪農商「高井鴻山」が招いたのでありますね。こちらも高井家から町が買い取って保存し、展示ています。
多くの観光客が訪れる小布施は、単に北斎館のネームバリューのみならず、町全体で情緒や風景を整備しているからであります。
歴史と文化を現代まで継承して街づくりに生かす小布施は、全国の街づくりのお手本とも言うべき事にも納得です。北海道の町で歴史においては内地にかないませんが、街づくりの精神は是非見習いたいものです。

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小布施はこの他にも美術館など多彩な観光メニューがあって、とても短時間では見られませんでした。

この街づくりについてはこちら小布施 まちづくりの奇跡 (新潮新書)を是非。

11月 242013
 

 11月19日から21日、増毛町果樹協会と増毛農産加工組合の共同開催として長野県への視察旅行を敢行しました。生産者男女7名に増毛町役場、JA、農業改良普及センターを含め11名で信州に向かいました。飛行機の便が往復とも昼頃なので、初日と三日目はほぼ移動となり視察は実質20日の一日しかなくあわただしいスケジュールとなりました。
20日まず訪れたのは小布施町の農産物の直売や、加工施設を備える6次産業センター「花と緑の館販売センター」。

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「6次産業」など誰も言葉すら知らなかった平成11年にいち早く、地元農産物の加工販売を手がける仕組みづくりをしているセンターです。このセンターの商品は「小布施屋」ブランドで販売展開しています。

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 小布施は酸っぱいりんご「ブラムリー」を二十数年前に導入し地道に魅力を高め今に至ります。当果樹園がブラムリーを販売できるのも小布施の活動があったからなのです。日本の生産者レベルでブラムリーは全く評価に値しない品種。事実増毛でもジュースの原料として当初11軒の果樹園で20本づつ導入していますが皆、伐採して増毛で残っているのは20本程度になっています。
 現在小布施では東京の高級果物店、新宿高野や英国大使館ともタイアップして、より一層ブラムリーの魅力と知名度アップに奮闘中。

 2013-11-24-3数年前から小布施では酸果桜桃(酸っぱい加工用サクランボ)に注目して、生産加工販売の模索中。まだまだ樹が小さいのでこれからドンドン収穫されるでしょうから、小布施屋の手腕が試されそうです。増毛でも去年、酸果桜桃を数本ですが導入しています。
 センター前では花がたくさん売られており、売上が好調のようですが、加工部門ではいろいろ課題が浮き上がっているようで、設備など更新や機構の見直しなどもなされ始めているそうです。

酸っぱくて青くて日本では誰も見向きもしなかった調理用リンゴ「ブラムリー」。そんなリンゴがこれほどの知名度を持つようになったのは、小布施の人たちの並々ななぬ努力と情熱があったからに間違いありません。ブラムリーは日本ではまだまだ存在を知らない品種でので、今後、どう発展していくのか分かりませんが、その先駆的活動した小布施に敬意を表したいと思いました。

11月 142013
 

今さらなんですが、サクランボ木箸の記事が11月14日付け北海道新聞留萌宗谷版に載りましたので、アップします。
箸は好評で、果樹園では当果樹園にも置いております。一膳1000円で販売中です。

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10月 222013
 

 10月22日付け北海道新聞に黄色いリンゴの記事が載っていました。
文面の京谷さんは北海道果樹協会の副会長です。七飯の宮田氏や野菜ソムリエの吉川さんも載っていました。
 黄色いりんごは、ぐんま名月やトキの他にも「きおう」「もりのかがやき」「スイートメロディー」など、苗木のカタログを賑わせており、ますますバラエティーが増えていきそうです。

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 また、同時に21日~27日までホクレン大収穫祭が札幌三越10階で開催され、初日にお手伝いで行ってまいりました。
 このイベントの三越のチラシは冊子形式になっていて、ちから入っています。
増毛のブースはいつものエレベーター正面。りんごや洋梨を並べ、朝早くから準備に追われました。

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 開店と同時にエレベーターは1階から直通のように10階までストレート。扉が開くと同時に満員のお客がなだれ込みました。始終の来客にめが回るほどの忙しさ。
 増毛ブースは毎年「旭」を販売していますが、朝のお客さんは「旭」が目当て。10個30個と買って行かれるお客さんもおりました。
 10階は、いろいろな秋の農産物に加え、加工品やぎょれん協賛による水産物もあって、会場は人であふれていました。
 ただ、毎年思いますが、やはりお客さんの年齢層が高いのが目立ちましたね。年齢層が高いのは結構なのですけれど、若い層への魅力発信が足りなかったかも知れません。と言っても初日は混み合っていて、これ以上の来客があっても通り抜けできない事も考えられますけれど。
 初日の増毛の売上は去年並だったようで、北海道へのアベノミクスは、まだ実感できてないような気がしました。

10月 192013
 

本日付日刊留萌新聞に、今秋行われたイベントPR・即売についての記事が載っておりましたので、アップします。寺本記者、ぐっじょぶ!

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我々(JA単独)にはまだ、20日から札幌三越で行われるホクレン大収穫祭が残っており、こちらは完全なる販売。売上が全てでありますので、まずはホクレン大収穫祭にも全力投球する事になります。

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1394064_538434259567397_1446722491_n堆肥場から眺める暑寒別岳は、私だけの絶景ポイント。昨日の朝、初冠雪よりもさらに下まで雪化粧した暑寒別岳をインターバル撮影してみました。
しかし、時間経過とともに霞が強くなってシャキッとした映像になりませんでした。
それでも一眼レフ800ショットの映像をごらんください。例によってPCでしかもブロードバンドでご覧の方は、せっかくの一眼レフ映像なので最高画質HD、全画面でみてください。

10月 142013
 

昨日の冷たい雨。しかし気温は12度程度でさほど寒くは無かったのですが、はやり山は冷えたようだ。今朝は打って変わって快晴の朝。暑寒別岳はうっすら雪化粧でした。今期初冠雪ですねー。

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私の勝手な観測官によると、去年は10月16日でしたし、2011年は10月2日でした。
里に白い使いがくるのも、もうすぐです。

【17日追記】
暑寒別岳自称観測官は私だけではなかった。役場の堀氏も暑寒別岳ウオッチャー!
--->ましけコラム(10/14)
で、早速北海道新聞と留萌新聞に載りましたネ。

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10月 132013
 

昨日と本日は旭川のウエスタン北彩都にて、増毛果物PR・販売を行なっておりますが、先日のイベントについて報告します。

 10月1日~3日、札幌市の地下歩行空間(ちかほ)にて、北海道果樹協会主催の果物PR活動がありました。増毛ブースも3日間すべてに参加し、活動してまいりました。
 2013-10-13-1今年も増毛町役場農林水産課、増毛町観光協会と共に販売はJAを中心に私を含めて生産者も加わってPR・販売を行ないました。
 増毛のブースは会場の端っこで、販売机は約2メートルほどのこじんまりした物でしたが、しこに洋梨ジュース試飲コーナー、リンゴを一個売、プルーンや洋梨、ハチミツなど、売り場に凝縮してPR、販売しました。
 初日はさほどイベントが周知されていない感じがしましたが、二日目はまずまずのお客さんが立ち寄られていました。
 ブラムリーはこれまでより最高価格で売り出しましたが、青い大きなリンゴが目を引いたようで、興味を示すお客さんもおりました。2013-10-13-2洋梨ジュースは今年産のバートレットで搾りたて。さわやかて綺麗な黄色いジュースは好評。ジュースの販売はあまり期待していなかったですが、こちらも売れ行きが良かったですねー。
 ブラムリーでジャムを作ったら衝撃的な未体験ジャムになると、口をすっぱくなるまで説明しましたが、二日目、そのジャムに感動して再来されたお客さんもおりました。すっぱリンゴのブラムリーの可能性を感じる一面もありました。
 
2013-10-13-310月5日(土)、6日(日)は帯広市で行なわれた「ばんば祭り」に殴りこみ。金曜日の夕方暗くなった頃に増毛を出発した増毛軍団一行は、深夜に帯広到着。早朝から準備し、PR販売に備えました。2013-10-13-4
 天気もよく来客は多く、増毛産果物は好評。二日目の不足分に備えて、日曜日の早朝、別車で帯広に向かっていくほどの全力投球。二日目もお客は押し寄せるイベントで、売れ行きも好調でした。
 終了時が17時なので、イベント終了し後片付けして帰町する。一行が増毛到着は深夜となりました。

 今日の旭川の後は、JAのみとなりますが、札幌三越にてホクレン大収穫祭が予定されております。つがるや旭、マーガレットマリラなど新たに品種が出てきますので、まだ増毛産果物を買われていない方は、是非お越しください。

9月 292013
 

本日増毛秋味まつりが行なわれていますが、その他にも増毛町を挙げて出張販売もします。お近くの方は是非、お見知りおきを

★北海道フルーツマルシェ★  主催:北海道果樹協会 
日時:10月1日(火)~3日(木) 11:00~19:00 
場所:札幌市 地下歩行空間(チカホ憩いの空間西側)

洋梨を中心にジュース、すっぱりんごブラムリーも出展。初日と二日目は私も出張販売します。

★2013とかちばん馬まつり★   主催:帯広商工会議所ばん馬と共に地域振興をはかる会
日時:10月5日(土)・6日(日)  10:00~15:00
場所:帯広競馬場内まつり会場 (帯広市西13条南9丁目)

洋梨、りんごはもちろん、出来立て洋梨ジュース(試飲あり)や、増毛産はちみつも販売

★旭川★(未定部分あり)
日時:10月12日(土)・13日(日) 10:00~概ね17:00
場所:旭川ウエスタン北彩都又は永山パワーズウェスタン(どちらになるか未確定)

増毛のりんごを中心にジュースや洋梨など試食販売します。

★2013ホクレン大収穫祭★
日時:10月21日(月)~27日(日) 主催:ホクレン
場所:札幌三越10階催事場 10:00~19:00 最終日は18時まで

増毛のりんご、つがるや旭を中心に高級洋梨マガーレットマリラなど販売。ギフトもOK

よろしくね

9月 292013
 

日刊留萌新聞9月29日付けのトップに果樹園記事が載りました。この部分に載るのはめったに無い気がしますね。

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記事内に「甘みが強い」や「酸も高い」の根拠は以下の分析結果があるからです。

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9月 272013
 

 このほど増毛の洋梨がサハリンへ輸出することになりました。まだ試験的ではありますが、リンゴなども予定されています。
 夏に増毛サクランボが台湾へ初輸出しましたが、今回は別のルートでロシアのサハリン(樺太)に輸出されます。輸送は小樽ーユジノサハリンスクの定期船を使います。ユジノサハリンスクは、現在では経済的に発展しているようで、写真で見せてもらいましたが、販売するスーパーは大型で綺麗で品数も多い店舗でした。
 果樹は昔から自由経済の元、生業してきたわけで、高く買っていただける市場(業者)に流通させます。(あたりまえ)。今後、サハリンの売れ行きが良ければ、さらに拡大されるでしょう。
 道新、久保記者さんご苦労様でした。
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